クレジットカードの利便性は、「使える店舗数」で表現されるといってもいいでしょう。クレジットカードがあれば、財布の中に「現金」、がなくても買い物をすることができるのです。もちろん、それは支払いが免除されたわけではなく、「あとでクレジット会社に支払う」のです。クレジットカードを使用する場合でも「お金使っている」という感覚を忘れてしまうと、あとで大変なことになってしまうものです。クレジットカードは、その手軽さから「お金を払っているんだ」という感覚を失ってしまう人もいますが、そのあとに待っているのは「返済地獄」ということになります。

さて、クレジットカードの便利さはさまざまなところで発揮されます。それはまさに「土地の制約」を超えた利便性となります。自分が普段使っている銀行が近くにない場所でも、そのクレジットカードの加盟店であればキャッシュレスでショッピングを楽しむことができます。買い物のたびに「今財布の中にあくらあったかな・・・・」と悩む必要はないのです。それは旅行の際などにはとても頼もしいことに感じられるのではないでしょうか。自分で気ままに好きなところにいけるような旅行であれば、のんびり銀行を探す時間もあるかもしれません。ですが、「ツアー」や知人、友人などと一緒に行く旅行では「ちょっとATMへ・・・」というのも不安なものです。なんにしろ、「道がわからない」ことが多いからです。そのため、まとまった現金を持たないままショッピングタイム・・・ということになりかねません。

せっかく訪れた見知らぬ土地で、気持ちも晴れやかに買い物を楽しみたくても手持ちの現金がない・・・・。そのようなことになってしまうとせっかくの旅行も台無しです。たくさんのおみやげを買って帰りたいというのに、たまたまその時に持ち合わせがないというだけで、ショッピングが制約されてしまうのです。旅行の思い出にそのような「我慢」の記憶を刻みたくない、ショッピングくらいは目一杯楽しみたい、という方は多いのではないでしょうか。そのようなときには、クレジットカードがとても頼もしい見方となるのです。

さらに、クレジットカードには海外で使用できるタイプのものもあります。そのようなタイプのクレジットカードであれば、わざわざ円を換金したりすることなく、ショッピングが楽しめます。海外旅行のときには特に「換金」が気になるものですが、クレジットカードならそのような手間を経ることなくいつでも思うようにショッピングができます。言葉の通じない海外。通貨の単位もままならないのに、高額の買い物は少し気が引ける・・・・という方には、クレジットカードでのショッピングはうってつけといえるでしょう。

クレジットカードは生活を便利にするためのものです。たしかに賢く使えばいわゆる「財テク」にも応用ができるアイテムになるのですが、やはりその醍醐味は海外旅行などでのシームレスな支払いにあるのではないでしょうか。もちろん、引き落としをされても大丈夫な預金残高は必要ですし、使い過ぎはいけません。ですが、旅行先のショッピングで迷ってしまう手間を省いてくれるクレジットカードは、旅行の思い出を些細なことで色褪せさせることなく、日常から離れた開放感を存分に味あわせてくれることでしょう。